【備忘録/得点戦略】
2007年 01月 03日
2次試験に合格するためにどうすればいいかをいろいろ考えていますが、どの科目でどれくらい得点すればいいかの戦略について、自分の状況に当てはめて具体的に整理しておく必要があると思い、備忘録としてエントリーしておきます。
自分の考えを整理し文字にして残し、いつでも振り返り修正するツールとして、ブログはとても便利ですね。自分のブログのあり方は、情報発信というよりも、自分の考えを整理することに使っていきたいと考えています。
見ている方のこと、全く考えてなくてスミマセンm(_ _)m
2次試験の得点戦略は、事例Ⅰ~Ⅲで大きく失点しないように守って、事例Ⅳで稼ぐというイメージはあり、この戦略をとられる方も多いと思いますが、具体的に自分に当てはめるとどうなるかを考えてみたいと思います。
本試験の結果はランク付けされているため、弱点補強が必要な科目は把握できましたが、事例ごとにどういう得点の組み合わせで合格しているパターンが多いのかは、まだ漠然としています。
模試と本試験は違いますが、参考にはなると思い、昨年受けた模試からシミュレーションしてみました。シミュレーションに必要な、事例ごとの得点別順位が明示されている4つの模試をサンプルとしています。(MMC3つ、TBC1つ)
そのうち、MMCの模試は3回受けましたが、得点分布表もでており、事例ごとの分散が一番把握しやすいです。各事例の平均点も50点代(本試験でいえば、一番多いと思われるB判定)で、採点方法も0か100かではなく、部分点をつけてくれるので、分散をみるには参考になります。
MMC模試の得点分布表をみると、事例Ⅰ~Ⅲは平均点前後に大きな「山」があり、本当に狭いところに大多数がひしめき合っています。トップ集団と平均の差も10点前後です(これは意外でした)。反面、事例Ⅳは平均点前後に小さな「突起」はありますが、全体的になだらかな「坂」であり、手をかけただけ伸びる余地は大きそうです。トップ集団と平均の差は20~30点前後もあります。
事例Ⅰ~Ⅲは、それほど大きく伸ばせない反面、大多数がひしめいている平均点前後に飛び込むことはできると思うので、早く弱点を補強し平均点(+α)まで引き上げたいと思います。
では、事例Ⅰ~Ⅲで平均点前後をとった場合、合格圏内に入るために事例Ⅳはどの位得点し、上位何%位に入ればいいのか?
下表は、事例Ⅰ~Ⅲを平均点とし、事例Ⅳを上位10%、5%取った場合の総合順位シミュレーションです。
事例Ⅳが上位10%(70点弱)の場合、総合順位は上位40%前後、
事例Ⅳが上位 5%(70点強)の場合、総合順位は上位20%前後
というシミュレーション結果となりました。
事例Ⅳで上位5%に入る圧倒的な力があれば、事例Ⅰ~Ⅲを平均点前後で乗り切れば十分合格圏に入れそうです。上位10%の場合は事例Ⅰ~Ⅲで平均点+αでボーダーラインを超えそうです(シミュレーション上では+αは5点前後でOK)。
私の本試験の事例ⅣはA判定ですが、LEC採点では上位64%と、実質C以下といえるでしょう。限られた時間の中で得点を伸ばすには、財務を不得意科目から得意科目に早急に引き上げる必要がありそうです。
本試験当日でも、4番打者(事例Ⅳ)がホームランを狙えるスラッガーだと1~3番(事例Ⅰ~Ⅲ)はヒット狙いで余裕をもってバッターボックスに立てます。しかし私のように4番までへなちょこだと、1~3番も力がないのに大きいのを狙って、まったく試合にならなくなります。今行われている駅伝に例えても同じことがいえそうですね。本試験も、内容的には事例ごとの関連はなさそうですが、精神的には「点」ではなく「線」ととらえた方がよさそうです。
私は昨年の本試験で、全ての事例で気負ってしまい、午後の疲労が大きく答案にも影響したと思っているので、今年は集中しながらも少し肩の力を抜いて一日戦い抜くペース配分をできるようになりたいと思っています。
この戦略がうまくいくか、まだわかりませんので、一度3月のMMC模試で本試験を想定して試してみて、その後修正をかけていきたいと思います。
とは言っても、4番が育たないとこの戦略は全く機能しないんですよね。ガンバロ!
自分の考えを整理し文字にして残し、いつでも振り返り修正するツールとして、ブログはとても便利ですね。自分のブログのあり方は、情報発信というよりも、自分の考えを整理することに使っていきたいと考えています。
見ている方のこと、全く考えてなくてスミマセンm(_ _)m
2次試験の得点戦略は、事例Ⅰ~Ⅲで大きく失点しないように守って、事例Ⅳで稼ぐというイメージはあり、この戦略をとられる方も多いと思いますが、具体的に自分に当てはめるとどうなるかを考えてみたいと思います。
本試験の結果はランク付けされているため、弱点補強が必要な科目は把握できましたが、事例ごとにどういう得点の組み合わせで合格しているパターンが多いのかは、まだ漠然としています。
模試と本試験は違いますが、参考にはなると思い、昨年受けた模試からシミュレーションしてみました。シミュレーションに必要な、事例ごとの得点別順位が明示されている4つの模試をサンプルとしています。(MMC3つ、TBC1つ)
そのうち、MMCの模試は3回受けましたが、得点分布表もでており、事例ごとの分散が一番把握しやすいです。各事例の平均点も50点代(本試験でいえば、一番多いと思われるB判定)で、採点方法も0か100かではなく、部分点をつけてくれるので、分散をみるには参考になります。
MMC模試の得点分布表をみると、事例Ⅰ~Ⅲは平均点前後に大きな「山」があり、本当に狭いところに大多数がひしめき合っています。トップ集団と平均の差も10点前後です(これは意外でした)。反面、事例Ⅳは平均点前後に小さな「突起」はありますが、全体的になだらかな「坂」であり、手をかけただけ伸びる余地は大きそうです。トップ集団と平均の差は20~30点前後もあります。
事例Ⅰ~Ⅲは、それほど大きく伸ばせない反面、大多数がひしめいている平均点前後に飛び込むことはできると思うので、早く弱点を補強し平均点(+α)まで引き上げたいと思います。
では、事例Ⅰ~Ⅲで平均点前後をとった場合、合格圏内に入るために事例Ⅳはどの位得点し、上位何%位に入ればいいのか?
下表は、事例Ⅰ~Ⅲを平均点とし、事例Ⅳを上位10%、5%取った場合の総合順位シミュレーションです。
事例Ⅳが上位10%(70点弱)の場合、総合順位は上位40%前後、
事例Ⅳが上位 5%(70点強)の場合、総合順位は上位20%前後
というシミュレーション結果となりました。
事例Ⅳで上位5%に入る圧倒的な力があれば、事例Ⅰ~Ⅲを平均点前後で乗り切れば十分合格圏に入れそうです。上位10%の場合は事例Ⅰ~Ⅲで平均点+αでボーダーラインを超えそうです(シミュレーション上では+αは5点前後でOK)。
私の本試験の事例ⅣはA判定ですが、LEC採点では上位64%と、実質C以下といえるでしょう。限られた時間の中で得点を伸ばすには、財務を不得意科目から得意科目に早急に引き上げる必要がありそうです。
本試験当日でも、4番打者(事例Ⅳ)がホームランを狙えるスラッガーだと1~3番(事例Ⅰ~Ⅲ)はヒット狙いで余裕をもってバッターボックスに立てます。しかし私のように4番までへなちょこだと、1~3番も力がないのに大きいのを狙って、まったく試合にならなくなります。今行われている駅伝に例えても同じことがいえそうですね。本試験も、内容的には事例ごとの関連はなさそうですが、精神的には「点」ではなく「線」ととらえた方がよさそうです。
私は昨年の本試験で、全ての事例で気負ってしまい、午後の疲労が大きく答案にも影響したと思っているので、今年は集中しながらも少し肩の力を抜いて一日戦い抜くペース配分をできるようになりたいと思っています。
この戦略がうまくいくか、まだわかりませんので、一度3月のMMC模試で本試験を想定して試してみて、その後修正をかけていきたいと思います。
とは言っても、4番が育たないとこの戦略は全く機能しないんですよね。ガンバロ!
by ken_1972mmm
| 2007-01-03 17:36
| 【備忘録】合格戦略・戦術