その瞬間をただ純粋に楽しむ。
2007年 10月 19日
診断士2次試験まで、あと1日となりました。
みなさんのブログや日記を見ていても、
それぞれ強い思いを抱いて試験に臨まれているのが
ひしひしと伝わってきます。
そして、大一番を迎えるときのあるべき心境は、
偉大な先輩達が教えてくれていますが、
トリノオリンピックで金を取ったときの荒川静香さんの考え方や行動が
個人的には素敵だなあと思っています。
-----------------------------------以下、引用---------------------------------------------
世界で戦える技量を持って臨む今、4年に1度しかない特別なチャンスをかけて戦うとはどういうものなのか、私は事前に知り、心構えておく必要があると思いました。
今思えば、オリンピックを目指す最後のチャンスになるだろうこの大会に、自然と私は本気で向かい、全力を出し切ることにかけていたのだと思います。そのためにはどんな心構えでいるべきか...
その見つけた答えが
「心穏やかに、気持ちは強く・・・このオリンピック全ての瞬間を心に刻むため、常に冷静にその瞬間をただ純粋に楽しむこと」でした。
-----------------------------------引用終了--------------------------------------------
まず、結果ではなく、演技の瞬間に気持ちを集中させています。
ロシアのスルツカヤは、大会の前から明らかに荒川さんを意識しており、
当日は他の人の演技に心が動揺し、普段の精密機器のような
演技ができませんでしたが、荒川さんはヘッドフォンをして外界から自分を遮断し、
完全に相対評価される競技を、自分との戦いに変えていました。
-----------------------------------以下、引用---------------------------------------------
そして2つ目のジャンプへ。ここで3+3をやる予定だったが、1コ目のジャンプを踏み切った瞬間「ダブル」とっさの判断だった。たぶんトリプルをやっても失敗はしなかったと思えるジャンプだったが、2コ目を力で飛んでランディングが少しでもぶれた場合に判定にマイナスがつく。それであれば、確実にキレイなダブルでプラス点を稼いだ方が良いという判断。今日はマイナスはいらない!
-----------------------------------引用終了--------------------------------------------
自分の演技をするために、飛べたトリプルをその場の判断で止めて、
きれいなダブルに切り替えています。
診断士試験で言えば、頑張れば3個の要素を詰め込めるのに、
与件と自分の分析でしっかり因果を固めて、2つの要素を
分かりやすく書ききる姿勢に例えられるのではないでしょうか。
また、技術点が入らないイナバウアーを演技の中に入れたのも、
自分の滑りをするため、滑りやすい流れにするためだったのでしょう。
金メダリストと35歳のおっさんの挑戦では
重みが違いますが、とても参考になります。
21日の本試験は
結果を気にせず、
試験の瞬間に集中して、
自分の磨いてきた技術と書き方で
丁寧で採点者に伝わりやすい
因果を徹底した文章で
マイナスが付けづらい書き方をしたいと思います。
そして、1年間やってきた練習を
1年に1度だけ発揮することが許される舞台ですので、
荒川さんのように
「その瞬間をただ純粋に楽しむ」
ことができれば最高だな、と思います。
引用元:
http://www.shizuka-arakawa.com/message/2006.html#15
みなさんのブログや日記を見ていても、
それぞれ強い思いを抱いて試験に臨まれているのが
ひしひしと伝わってきます。
そして、大一番を迎えるときのあるべき心境は、
偉大な先輩達が教えてくれていますが、
トリノオリンピックで金を取ったときの荒川静香さんの考え方や行動が
個人的には素敵だなあと思っています。
-----------------------------------以下、引用---------------------------------------------
世界で戦える技量を持って臨む今、4年に1度しかない特別なチャンスをかけて戦うとはどういうものなのか、私は事前に知り、心構えておく必要があると思いました。
今思えば、オリンピックを目指す最後のチャンスになるだろうこの大会に、自然と私は本気で向かい、全力を出し切ることにかけていたのだと思います。そのためにはどんな心構えでいるべきか...
その見つけた答えが
「心穏やかに、気持ちは強く・・・このオリンピック全ての瞬間を心に刻むため、常に冷静にその瞬間をただ純粋に楽しむこと」でした。
-----------------------------------引用終了--------------------------------------------
まず、結果ではなく、演技の瞬間に気持ちを集中させています。
ロシアのスルツカヤは、大会の前から明らかに荒川さんを意識しており、
当日は他の人の演技に心が動揺し、普段の精密機器のような
演技ができませんでしたが、荒川さんはヘッドフォンをして外界から自分を遮断し、
完全に相対評価される競技を、自分との戦いに変えていました。
-----------------------------------以下、引用---------------------------------------------
そして2つ目のジャンプへ。ここで3+3をやる予定だったが、1コ目のジャンプを踏み切った瞬間「ダブル」とっさの判断だった。たぶんトリプルをやっても失敗はしなかったと思えるジャンプだったが、2コ目を力で飛んでランディングが少しでもぶれた場合に判定にマイナスがつく。それであれば、確実にキレイなダブルでプラス点を稼いだ方が良いという判断。今日はマイナスはいらない!
-----------------------------------引用終了--------------------------------------------
自分の演技をするために、飛べたトリプルをその場の判断で止めて、
きれいなダブルに切り替えています。
診断士試験で言えば、頑張れば3個の要素を詰め込めるのに、
与件と自分の分析でしっかり因果を固めて、2つの要素を
分かりやすく書ききる姿勢に例えられるのではないでしょうか。
また、技術点が入らないイナバウアーを演技の中に入れたのも、
自分の滑りをするため、滑りやすい流れにするためだったのでしょう。
金メダリストと35歳のおっさんの挑戦では
重みが違いますが、とても参考になります。
21日の本試験は
結果を気にせず、
試験の瞬間に集中して、
自分の磨いてきた技術と書き方で
丁寧で採点者に伝わりやすい
因果を徹底した文章で
マイナスが付けづらい書き方をしたいと思います。
そして、1年間やってきた練習を
1年に1度だけ発揮することが許される舞台ですので、
荒川さんのように
「その瞬間をただ純粋に楽しむ」
ことができれば最高だな、と思います。
引用元:
http://www.shizuka-arakawa.com/message/2006.html#15
by ken_1972mmm
| 2007-10-19 23:54
| 診断士2次