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この時の悔しさを忘れずに行動します。          (写真提供:オレユニさん)


by ken_1972mmm

エールを送ります。

土日に1次試験を受けられた皆さん、本当にお疲れ様でした。

診断協会から解答と配点が発表されましたので、
ほぼ結果がみえつつありますね。
一緒に2次を突破したいと思っていた方が思わぬ結果になり、
本当に残念な気持ちでいます。
2次の実力のある方ほど、1次のプレッシャーがかかる性質の試験ですが、
やり切れない気持ちもあります。

このことはあまりオープンにしないでおこうと思っていましたが、
このような人間でも前に向かっていると、少しでも感じていただければと思い、
少し個人的なことを書かせて下さい。

8月1日に2歳半の息子が、自閉症スペクトラムと診断されました。

春を過ぎる頃から、それとみられる兆候がみられており、
保健士や臨床心理士に相談していましたが、
正式に医者から言い渡されました。

成長が遅れているだけだと、すがる気持ちでいましたが、
正式に診断を受けてから、妻も私も、とても不安定な精神状態と
なってしまいました。
先天性のものですので、命が宿ったときからこのことが運命づけられ、
一生背負っていくであろうハンデを思うと、息子が不憫に思えて
胸が締め付けられる思いがします。
何かをしているとき、人と話している時は気がまぎれるのですが、
少し時間が空くと、どうしても不安に取り付かれてしまいます。

今年の2次受験の権利もあるので、自分の中では、
このタイミングで1次試験を受ける目的も、気力も失いかけていました。

自閉症スペクトラムと健常者の優劣なんか無いと思いたい。
でも、息子は自分でそれを選択する方法はありません。
今後生きる上での選択肢も、健常者に比べてはるかに狭くなるでしょう。

自分の進みたい道に向かって頑張れることは、恵まれていることなんだ。
それだけを心の支えに1次を受験し、気持ちだけで駆け抜けました。
そして何とか合格することができそうです。
診断から、まだ数日しか経っていませんが、この精神状態の中で頑張れたことは、
大きな自信になりました。

今後は、息子が将来自立して生きていけるように
家族で療育に取り組んでいきたいと思います。

そして、診断士2次試験に関しても、限られた時間の中で
全力で合格を目指します。

今回残念に終わった方も、今はゆっくり休んで下さい。
そして、近いうちにまた一緒に頑張ることができれば、
本当に嬉しく思います。

陰ながら、エールを送らせて下さい。
by ken_1972mmm | 2007-08-07 00:55 | 診断士全般